あなたが目標達成できないのは脳が原因かもしれません

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パーソナルトレーナーの竹村幸太です。

さて、2019年も早くも12分の1が過ぎましたね。年頭に立てた今年の目標はどうですか?目標を達成するためにはこれまでの自分とは違う新しい行動や習慣が必要になることが多いですね。

私は小さいころからその都度目標を立てて、取り組もうとするのですがなかなか行動が習慣化できず、結果として目標が達成できないことが多々ありました。

そんな自分をいつも

「何て自分は意志が弱いのだろう」

と思っていました。

でも色々勉強していくうえで分かったのは、私たちが行動・習慣を変えられないのは「意志が弱い」というよりも脳の構造上、誰にとっても現状を変えることは難しい、ということです。

 

「古い脳と新しい脳」

私たちの脳は古い脳(爬虫類脳・哺乳類脳)と新しい脳(人間脳)を併せ持っているとされています(脳の三位一体論)。

古い脳:生命維持、安全思考、感覚、情動、短期的思考、快を求め不快を避ける

新しい脳:言葉で考える、論理的、長期的思考、理性的、目的思考

例えば

・ダイエットのためにデザートをやめたいけどやめられない

・英語を習得するために毎日勉強をしたいけど続かない

・〆のラーメンがダメだと分かってはいるけどやめられない

・健康に悪いとは分かっているけどお酒やタバコがやめられない

・運動した方が良いことは分かっているけど続かない

など

この葛藤している時、私たちの「古い脳」と「新しい脳」が戦っています。

デザートがやめられない例で言うと

新しい脳(人間脳)は「ダイエット・健康のためにはカロリー・糖質を控えた方が良い」と考えますが、「甘いデザートはとても美味しいよ」と古い脳が言います。その古い脳に負けてしまうとデザートを食べてしまうわけです。

しかも残念?なことに「古い脳(爬虫類脳・哺乳類脳)」の方が圧倒的に強いのです。新しい脳の力が3〜10だとしたら古い脳の力、影響力は90〜97ぐらいと言われています。

だから私たちは目標を達成しよう、悪い習慣をやめたい、と「新しい脳」が思っても「古い脳」に負けてしまい

しばしば

「やらないきゃいけないと分かってはいるけど出来ない」

「分かっちゃいるけどやめられない」

という状態に陥ります。

では古い脳は悪い存在か?というと決してそんなことはありません。

古い脳は私たちの生命を維持する目的から「変化すること」を嫌います。今の状態から変化する、ということを危険性が上がる、リスクだと考えるからです。これをホメオスタシス(恒常性維持機能)と言い、この機能があるおかげで私たちの体は一定の体温・心拍数を保つことが出来ます。また好き嫌いの感情や幸せや喜びを感じるのも古い脳の役割です。

古い脳をコントロールして目標を達成する

圧倒的に強い「古い脳」に真正面から「新しい脳(人間脳)」で正攻法で戦いを挑むとある一定の期間は大丈夫かもしれませんが「三日坊主」のように3日とは言わないまでも長期にわたって慣れない行動・習慣を続けていくのは難しいかもしれません。

その理由の1つに人間脳は考えることが得意な分、疲れたり、プレッシャーがかかったりストレスがかかると弱まってしまうのです。

「ストレスがたまると甘いものを食べてしまう」

「やけ酒」

などは人間脳が弱まり、短期的な思考、快楽を求める古い脳が強まっている状態です。

ではどうすれば人間脳で考える私たちの

・成長したい

・より良く変わりたい

・もっと学びたい

という欲求を叶える、目標達成することが出来るでしょうか。

ポイントは

・古い脳を味方につける

・古い脳の特徴をつかむ

ということです。

好きになる努力をする

古い脳の特徴の1つが「好き嫌い」という感情です。私たちは好きなことは誰に言われなくてもやるように、好きなことを目標に結びつけると簡単で、嫌いなことを続けるのは非常に難しいです。例えばダイエットの為に運動したいと考えている人がとても苦手で嫌いである「水泳」で痩せようとするのは無謀で、他の取り組みやすい運動が良いでしょう。

ただ、私たちは思い込み、というのがあるので現時点で「嫌い」と思っていてもやってみると好きになっていく、ということがあります。

実際、私の担当するお客様で「筋トレが嫌い、苦手」だった方もパーソナルトレーニングを始めてから「トレーニングが苦痛じゃなくなり、体が変わっていくこと、重りをあげられるようになることが楽しみになった」という方もいらっしゃいます。

嫌いなことや苦手なことを習慣化したい場合は、まずそのことを好きになろうとする、ということが大切です。

人間脳は言語での認識が得意なので

「この作業のこういう部分がとても好き」「終わった後とても気分が良い」

など毎回自分で口に出して言い聞かせることも好きになることへ良い効果があります。

30分だけ我慢する1分だけ頑張る

また古い脳は短期的思考です。1ヶ月後や1年後の成功よりも今この瞬間の快楽の方が重要です。目標を達成したい場合は逆にその短期的思考を逆手に取ります。

例えば

・ダイエットしている時に、どうしてもお菓子が食べたくなった場合

「あと30分ガマンしたら食べさせてあげる」と言ってその間に運動したり、炭酸水を飲んだりして食べたい気持ちを和らげる。

※これが「1週間はガマンして食べない」だと古い脳にとっては期間が長すぎる為、ストレスがかかった時に食べてしまう。まずは短い時間から始める。

・毎日走る、と目標にしたけれど今日はやる気が起きない、という場合

「1分だけ走ったら今日はやめよう」

本当に1分だけ走って本当にやる気が起きなければやめてもOK。ただ大概一度走り始めるともう少し走れる気がするので「じゃあもう1分だけ」という風に続けるとある程度は走れる

・毎日英単語を勉強しようと思っていたけど疲れてやる気がしない場合

「1分だけ覚えたら今日は終わろう」ととりあえず単語帳を開く。そして1分経ったらやめてもOK

このようにして1分でも続ける、1時間だけ我慢する、という繰り返しを行うと徐々に自分の中でその新しい行動が頑張らなくても出来るようになります。

あなたも子どもの頃、初めて歯みがきをした時はイヤイヤやっていたと思いますが、今はどうですか?逆にしないと気持ちが悪いですね。習慣化してしまえば、その状態が当たり前となるのでそれを変えようとすると古い脳の働きでホメオスタシスが働くので違和感を感じるようになるのです。

習慣化にはだいたい60日程度かかると言われています。どんなことでもまずは60日、2ヶ月続けていくことを目標にしていくと良いです。

脳を生かした目標達成まとめ

・人間脳はストレスに弱い、古い脳に負けることが多い、ことを認識する

・古い脳の特徴を認識してうまくコントロールする

・(必要な行動を)好きになる努力をする、好きな要素を見つける

・まずは1分だけ行動、など少しから始める

・古い脳を我慢させすぎない

・習慣化するまではやめない、1mmでも行動出来ていればOK

・最低でも2ヶ月続ける

以上

 

まだまだ目標達成には色々な要素が必要ですが今日はこの辺で。

パーソナルトレーニングは運動の習慣化という面でとても効果的です。

今年こそ運動・トレーニングで体を変えたい、運動を習慣化したい、という方は是非トライしてみてはいかがでしょうか。

ではでは。

いつまでも若々しく美しくいたい貴女の為の美姿勢パーソナルトレーナー竹村幸太 

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